◆
谷國光議員 議長。
○
吉田善三郎議長 谷
國光議員。
◆
谷國光議員 結果が出てから事後報告するのではなくて,今の
文字どおり中間報告,これについて報告をすべきでないかと,そういう説明責任を負うべきでないかというふうな意見はなかったのか,お伺いしたいと思います。
◎
篠永誠司地域医療対策特別委員長 議長。
○
吉田善三郎議長 篠永誠司地域医療対策特別委員長。
◎
篠永誠司地域医療対策特別委員長 それについては病院側も検討するということがありましたが,これは当委員会からまた伝えなければいけないかと思いますので,その際確認をさせていただきたいと思います。
○
吉田善三郎議長 ほかに質疑はありませんか。
◆三好平議員 議長。
○
吉田善三郎議長 三好 平議員。
◆三好平議員 この問題で
中核病院の診療とか科目の問題なんかが言われてますけど,2025年に開院させるということでありますが,現在ある病院の跡地問題,どういうふうに煮詰められているのかという点,お尋ねします。
◎
篠永誠司地域医療対策特別委員長 議長。
○
吉田善三郎議長 篠永誠司地域医療対策特別委員長。
◎
篠永誠司地域医療対策特別委員長 四国中央病院に当委員会に出席していただいたのは,今年の2月でございました。そのときにも,跡地の問題について委員より,どういうふうに考えているのかという意見もございましたが,全くそのときは白紙の状態ございました。それ以降こちらのほうはまだ確認をしておりません。
○
吉田善三郎議長 ほかに質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終了します。 ────────────────
○
吉田善三郎議長 日程第5,
公共交通調査特別委員会の
中間報告についてを議題とします。 本件に関し,
会議規則第43条第2項の規定により,同委員会から
中間報告を行いたいとの申出がありますので,許可します。
三宅繁博公共交通調査特別委員会委員長。 〔
三宅繁博公共交通調査特別委員長登壇〕
◎
三宅繁博公共交通調査特別委員長 皆さん,おはようございます。 それでは,私から
公共交通調査特別委員会の
中間報告をさせていただきます。 本委員会は,令和2年12
月定例会において新たな
特別委員会として設置され,現在7名の委員が選任されております。これまで4回にわたり委員会を開催し,
付議事件であります
交通体系,
公共交通に関すること,
デマンドタクシーの課題と今後の取組に関すること,
コミュニティバス導入等の検証に関すること,
計画作成業務に関することなどについて
協議検討を重ねてまいりました。 ここにその進捗状況とそこで見えてきた今後の課題等についての
中間報告を申し上げます。 様々な
協議検討事項がございましたが,特に
デマンドタクシーについては,市内の
路線バス等の
公共交通機関を補完する役割として活用されているもので,平成22年の導入から10年が経過しており,その課題と今後の取組について理事者との協議を行ってまいりました。 その中で,過去の
住民アンケート調査等の整理によって利用者が不便であると感じている点や
デマンドタクシーの
制度そのものの認知度の向上などの課題が明らかとなりました。 また,
コロナ禍においての安心・安全な
サービスの提供方法についても改めて確認がなされました。 利用者が不便であると感じている地域間の乗り継ぎの快適性につきましては,現在の
乗り継ぎ場所を
交通結節点と位置づけて,バス停との一体化を図れるような検討を進め,改善を図っていってはどうかという協議もなされました。 また,
コミュニティバスなどの他の
交通サービスの導入についても,様々なシミュレーションを行い,今後の長期的な取組につなげていくことといたしました。 今後もより一層の調査と
協議検討を進め,市民の皆様に快適に利用していただける
公共交通機能の向上に努めてまいりたいと考えております。
理事者各位には何とぞその御協力をお願いいたしまして,
公共交通調査特別委員会の
中間報告とさせていただきます。
○
吉田善三郎議長 以上で委員長の報告は終わりました。 これより委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 ────────────────
○
吉田善三郎議長 日程第6,議案第44号から議案第54号まで及び議案第57号から議案第59号までの14件を一括議題とします。 本件に関し,各委員長の報告を求めます。まず,
山本照男総務市民委員会委員長。 〔
山本照男総務市民委員長登壇〕
◆
山本照男総務市民委員長 皆さん,おはようございます。 それでは,
総務市民委員会の報告をいたします。 本委員会に付託されました議案6件について,9月17日委員会を開催し,慎重審査を行いました。 その審査結果については,お手元に配付してあります「
委員会審査報告書」のとおりであります。 審査の過程において議案に対して論議されました事項について御報告申し上げます。 議案第44号押印を求める手続の見直しに伴う
関係条例の整備について,当
委員会所管分について御報告いたします。 委員から,本市において押印を求める手続は幾つあるのか,また押印を廃止する基準を伺うとの質疑に対し,573業務,手続数としては1,904件ある。そのうち約87%に当たる1,660件について押印の廃止を行う予定である。国の法令や県の条例等に基づくものや,実印等によって本人確認を必要とするもの,契約書,見積書,契約に基づく請求書,
領収証等については,当面の間押印を継続するとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第44号については,
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第45
号四国中央市
過疎地域における
固定資産税の
課税免除に関する条例の制定について御報告いたします。 まず,委員から,事業者に対して
課税免除することによって生じる影響を伺うとの質疑に対し,適用された場合には減収になるが,
過疎計画に沿って
新宮地域の活性化につながるよう税制面でも支援するものであるとの答弁がありました。 また,事業者の
利用見込みを伺うとの質疑に対し,現在
新宮地域には企業が少なく,お茶製造,やまびこ,
堆肥製造会社や農協が想定される。今後,
情報系業種等の新規参入も期待するものであるとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第45号については,
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 議案第48号令和3年度
四国中央市
一般会計補正予算(第7号)当
委員会所管分について御報告いたします。 まず,委員から,
ふるさと納税支援業務委託料と
サービス利用料の内容を伺うとの質疑に対し,
ふるさと納税支援業務委託料は,事務の効率化と寄附額の増額を図るため,令和3年9月から民間に記念品の配送と返礼品の開拓も含めた業務の一部を委託している。委託料は寄附額の7.5%である。また,
サービス利用料は
ふるさと納税の2つのウェブサイトの利用料で,
ふるさとチョイスで寄附額の5%,
楽天ふるさと納税で寄附額の8.95%がかかるとの答弁がありました。 また,
高度無線環境整備推進事業について,総事業費と国や県からの補填の有無を伺うとの質疑に対し,補正後は13億7,996万1,000円になる。補填は国から4億1,895万7,000円で,県からはないとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第48号については,
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお,議案第46号,第49号,第59号につきましては,理事者より詳細なる説明を聴取し,審査しましたところ,特に報告すべき質疑もなく,採決の結果,
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で
総務市民委員会の報告を終わります。
○
吉田善三郎議長 次に,吉原
敦教育厚生委員会委員長。 〔吉原
敦教育厚生委員長登壇〕
◆
吉原敦教育厚生委員長 おはようございます。 それでは,
教育厚生委員会の報告をいたします。 本委員会に付託されました議案3件について,9月17日委員会を開催し,慎重審査を行いました。 その審査結果については,お手元に配付してあります「
委員会審査報告書」のとおりであります。 審査の過程におきまして議案に対して論議されました事項について御報告申し上げます。 初めに,議案第48号令和3年度
四国中央市
一般会計補正予算(第7号)当
委員会所管分について御報告いたします。 委員から,体育施設整備事業の設計委託料について,債務負担行為と合わせて約2,000万円の内容と今後のスケジュールについて伺うとの質疑に対し,川之江体育館の整備内容は,漏水関係及びエントランスである。また,今後のスケジュールとしては,令和3年度から令和4年度にかけて設計を行い,令和4年度の途中から令和5年度の12月ぐらいまで工事を行う予定であるとの答弁がありました。 次に,委員から,新成人祝い金給付金について,成人式中止に伴い支給される2万円の根拠を伺うとの質疑に対し,愛媛県内,四国内で交付している自治体はないが,他県では1万円から5万円程度交付しており,その中でも2万円を交付している自治体が多いという状況であった。それ以外に,キャンセル等に対し助成している自治体もあり,それに関しても2万円前後という状況である。当市で祝い金を交付している敬老会の費用も参考にし,成人の方へ交付する金額として社会通念上妥当だろうということで2万円で決定させていただいたとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第48号については,
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第50号令和3年度
四国中央市
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について御報告いたします。 委員から,地域支援事業交付金返還金について,できなかった事業はあるのかとの質疑に対し,地域支援事業で
コロナ禍により事業費に大きな影響が出たものはない。人件費をはじめ全体的に地域支援事業の実績額が当初の補助申請の額に至らなかったので交付超過となり,返還となったとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第50号については,
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお,議案第47号については,理事者より詳細なる説明を聴取し,審査しましたところ,特に報告すべき質疑もなく,採決の結果,
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で
教育厚生委員会の報告を終わります。
○
吉田善三郎議長 次に,石川 剛産業建設委員会委員長。 〔石川 剛産業建設委員長登壇〕
◆石川剛産業建設委員長 おはようございます。 それでは,産業建設委員会の報告をいたします。 本委員会に付託されました議案8件について,9月21日委員会を開催し,慎重審査を行いました。 その審査結果については,お手元に配付してあります「
委員会審査報告書」のとおりであります。 審査の過程において議案に対して論議されました事項について御報告申し上げます。 初めに,議案第48号令和3年度
四国中央市
一般会計補正予算(第7号)当
委員会所管分について御報告いたします。 委員からの
新型コロナウイルス感染症対策リフォーム補助金について,対象となる10工種の詳細を伺うとの質疑に対し,対象となる10工種のうち,住宅内にウイルスを持ち込まない工事として5工種予定しており,宅配ボックスの設置,モニターつきインターホンの設置,自動開閉玄関ドアの設置,タッチレス水栓の設置,玄関脇手洗い器の設置となる。また,住宅内の感染拡大を防止する工事として5工種を予定しており,通風式玄関ドアの設置,居室の換気設備の新設,洋式便器の自動開閉式便座への取替え工事,抗菌手すりの設置,窓を新設する工事となるとの答弁がありました。 次に,委員からのがけ崩れ防災対策事業について,場所等具体的な内容について伺うとの質疑に対し,場所は下川町牛飼野地区で,2棟分の崖崩れの対策をするものである。当事業は県の補助を受け2か年で施行する計画であった。しかし,施工工程を精査する中で,分けて施行すると仮設料がかさんでしまうことが判明したため,県に1年で施行したい旨要請し,承認されたため,来年度の施行予定部分について今年度追加して施行することとなったとの答弁がありました。 次に,委員からの担い手総合支援事業費補助金について,具体的な事業者や予定事業について伺うとの質疑に対し,認定農業者等がそれぞれ積載車,トラクター,ラジコン噴霧器,コンバインの購入を予定しており,それに対して補助するものであるとの答弁がありました。 続けて,委員からの対象事業者の許可等の基準があるのか伺うとの質疑に対し,採択要件としては,農地の集積計画など計画性の高い方,新規の要望者等を考慮し,県に推薦を行うもので,最終的には県が判断することとなるとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第48号については,
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。 なお,そのほかの議案につきましては,理事者より詳細なる説明を聴取し,審査しましたところ,特に報告すべき質疑もなく,議案第44号,第51号,第52号,第53号,第54号,第57号,第58号については,採決の結果,
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で産業建設委員会の報告を終わります。
○
吉田善三郎議長 以上で各委員長の報告は終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑を行います。 念のため申し上げます。
委員長報告の質疑は,委員長に対し委員会の経過と結果についての質疑であります。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 これより討論を行います。 本件に対する討論は発言通告がありません。したがって,討論を終了します。 これより採決を行います。 念のため申し上げます。各委員長の報告結果は,お手元に配付の「
委員会審査報告書」のとおりであります。 議案第44号から議案第54号まで及び議案第57号から議案第59号までの14件について一括して採決を行います。 本件は各委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 異議なしと認めます。したがって,本件は各委員長の報告のとおり原案可決することに決定しました。 ────────────────
○
吉田善三郎議長 日程第7,委員会の閉会中の
継続審査についてを議題とします。
総務市民委員会委員長及び
教育厚生委員会委員長から,現在委員会において審査中の陳情2件について,委員会条例第42条の規定に基づき,お手元に配付しました「申出書」のとおり,閉会中の
継続審査の申出がありました。 これより採決を行います。 本件は,各委員長からの申出のとおり,閉会中の
継続審査とすることに賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。 〔議員投票〕
○
吉田善三郎議長 押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。賛成19,反対2。 賛成多数であります。したがって,各委員長からの申出のとおり,閉会中の
継続審査とすることに決定しました。 ────────────────
○
吉田善三郎議長 日程第8,議案第60号令和3年度
四国中央市
一般会計補正予算(第9号)についてを議題とします。 本件について提案理由の説明を求めます。高橋 徹財務部長。 〔高橋 徹財務部長登壇〕
◎高橋徹財務部長 追加いただきました補正予算案につきまして御説明を申し上げます。 お手元の資料ナンバー1,追加提案分の議案書3ページをお開き願います。 議案第60号令和3年度
四国中央市
一般会計補正予算(第9号)でございます。 本補正予算は,2億5,900万円の追加補正でございまして,補正後の予算額を414億7,600万円とするものでございます。 主な内容を申し上げます。 3-2ページ,歳入でございますが,16款県支出金に歳出,商工費計上の県補助事業の10分の10の財源2億5,100万円を計上しております。 3-3ページ,歳出では,
新型コロナウイルス感染症対応予算として5款労働費には緊急地域雇用維持助成金を800万円追加し,7款商工費には県補助事業えひめ版応援金支給事業第2弾の2億5,100万円を計上しております。 私からは以上でございます。御審議,御決定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○
吉田善三郎議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 お諮りします。本件については,
会議規則第35条第3項の規定により,委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 異議なしと認めます。したがって,本件は委員会への付託を省略することに決定しました。 これより討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 討論なしと認めます。 これで討論を終了します。 これより採決を行います。 議案第60号令和3年度
四国中央市
一般会計補正予算(第9号)について採決を行います。 本件は原案可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 異議なしと認めます。したがって,本件は原案可決することに決定しました。 ────────────────
○
吉田善三郎議長 日程第9,
議員提出議案第1号
四国中央市議会会議規則の一部を改正する規則について,
議員提出議案第2号
四国中央市議会委員会条例の一部を改正する条例について及び
議員提出議案第3号
四国中央市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例についての3件を一括議題とします。 本件について提案理由の説明を求めます。山川和孝議員。 〔山川和孝議員登壇〕
◆山川和孝議員 おはようございます。
議員提出議案第1号,第2号及び第3号につきまして提案理由の説明を申し上げます。 本案は,議員活動の環境整備及び押印の簡素化を図るため,
四国中央市議会会議規則の一部を改正する規則,
四国中央市議会委員会条例の一部を改正する条例及び
四国中央市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例を提案するものであります。 主な改正の内容は,本会議及び委員会の欠席等の届出に係る規定を整備し,具体的に産休の期間を明記したこと,また請願書と審査請求書について,これまでの署名に押印を併せて求めることを改め,署名または記名押印とする措置を講じるため,それぞれの規定を改めるものであります。 なお,これらの規則及び条例は公布の日から施行し,押印の簡素化に係る改正については,令和3年10月1日から施行したいと考えております。 よろしく御審議くださいますようお願い申し上げまして提案理由の説明といたします。
○
吉田善三郎議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 お諮りします。
議員提出議案第1号,第2号及び第3号については,
会議規則第35条第3項の規定により,委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 異議なしと認めます。したがって,本件は委員会への付託を省略することに決定しました。 これより討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 討論なしと認めます。 これで討論を終了します。 これより採決を行います。採決は一括して行います。
議員提出議案第1号,第2号及び第3号について,原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 異議なしと認めます。したがって,本件は原案のとおり可決することに決定しました。 10分間休憩します。 ──────────────── 午前10時47分休憩 午前10時55分再開 ────────────────
○
吉田善三郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第10,
委員会提出議案第1
号四国中央市障がいのある人もない人も共に安心して暮らせる愛ある社会を目指す条例の制定についてを議題とします。 本件について提案理由の説明を求めます。吉原
敦教育厚生委員会委員長。 〔吉原
敦教育厚生委員長登壇〕
◆
吉原敦教育厚生委員長 よろしくお願いいたします。
委員会提出議案第1
号四国中央市障がいのある人もない人も共に安心して暮らせる愛ある社会を目指す条例の制定について説明申し上げます。 御存じのように,共生社会の実現を目的とした障がい者が地域で暮らす権利については,2006年12月に国連総会で採択された障害者権利条約で規定されました。 以降,国内の法整備としては,2011年8月の障害者基本法の改正で,障がいの有無によって分け隔てられることなく,相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現をすべきことと明確化し,2012年6月の障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律いわゆる障害者総合支援法では,地域社会での人々との共生を掲げました。 2013年6月には,障がいを理由とする差別の解消の推進に関する基本的な事項,行政機関等及び事業者における障がいを理由とする差別を解消するための措置等を定めるいわゆる障害者差別解消法が制定され,不当な差別的取扱いの禁止,合理的配慮の提供の義務等について規定されています。 当市におきましても,法整備を考慮しながら,障がい者施策については合併当初より積極的に取り組んでいます。一例を挙げますと,障がいがあり,教育段階で特別な支援を要している児童が全国平均よりも多いという背景もあり,2007年に当時の福祉保健部こども課に市の単独事業として,全国で4番目となる発達支援室を設置し,お子様の一貫した支援に向けて個別支援計画の策定をスタートいたしました。 2017年4月には,子供から若者まで発達やそのほかの相談に応え,また施設通所による幼児期から就労期までの一貫した支援を行うことを目的とした子ども若者発達支援センターを開設,そして災害時の個別避難計画策定では,相談支援専門員に依頼するという内閣府でも紹介されている先進的なことも実施しております。 また,障がい者施設の整備等を推進しております。 そして,本年4月には,かねてからの念願でありました愛媛県立新居浜特別支援学校みしま分校が開校いたしました。
教育厚生委員会では,2019年より政策課題として共生社会の実現を目指した障がい者施策について調査研究に取り組んでまいりました。 特に本年度では,先ほども申し上げましたとおり,市の背景から,また東京パラリンピック開催という契機を生かし,障がい者施策に対する当市の姿勢を明確にする上でも,障がい者条例の制定が不可避であると考え,障がい者条例の制定を今年の政策課題として掲げて取り組んできました。 本条例では,心の
バリアフリーを広げることが共生社会の実現を目指すための第一歩であると捉え,市,市民及び事業者の責務を定め,これらの者が相互に連携し,また協力して障がいに対する理解を促進させ,その支援に取り組むために必要な事項を定めることにより,障がいのある人もない人もお互いの人格と個性を尊重し合いながら支え合い,学び,生き,ともに安心して暮らせる愛ある社会の実現に資することを目的としています。 特徴といたしましては,合理的配慮の項目におきまして,教育,保育及び療育,移動の支援,防災及び災害,選挙等を明記し,施策の推進の項目においては,子ども若者発達支援センター,特別支援学校の施設名,医療的ケア児,市民運動の促進を明記していることであります。 医療的ケア児に関しましては,医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律が,令和3年9月に施行されております。 この条例の制定により,まずは市民,事業者の皆様の障がいに対する理解,相談窓口並びに支援体制の充実,市民運動の促進,災害時の個別避難計画の策定,障がい者差別解消地域支援協議会の設置の実現を願う次第であります。 なお,このような条例は愛媛県内の市としては初めての制定となっております。 また,内容をより分かりやすく理解していただくために,逐条解説も作成しております。 加えまして,条例案の策定に当たりましては,日頃より障がい者施策に熱心に取り組まれている自立支援協議会,障がい児等福祉審議会など関係機関の全面的な御理解,協力体制の下,福祉部,
教育委員会,総務部に参画していただき条例案が完成いたしました。この場をお借りして心より感謝申し上げます。 最後に,条例の名前にはいささかこだわりがあります。
四国中央市障がいのある人もない人も共に安心して暮らせる愛ある社会を目指す条例であります。愛の字を入れた点,そして何よりも愛ある社会を目指すとの文言で最後をくくっている点であります。まさに目指し始めた条例でありますから,ゼロから一歩を踏み出すというところであります。市民の方々に浸透するとともに,その先にある共生社会の実現へと育てていただきたいと望む次第であります。 以上で提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○
吉田善三郎議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 本件については,
会議規則第35条第2項の規定により,委員会への付託を省略します。 これより討論を行います。討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 討論なしと認めます。 これで討論を終了します。 これより採決を行います。
委員会提出議案第1号について,原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 異議なしと認めます。したがって,本件は原案のとおり可決することに決定しました。 ────────────────
○
吉田善三郎議長 日程第11,意見書第1号
コロナ禍による厳しい財政状況に対処し
地方税財源の充実を求める意見書についてを議題とします。 本件について提案理由の説明を求めます。山川和孝議員。 〔山川和孝議員登壇〕
◆山川和孝議員 意見書第1号につきましては,朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。 意見書第1号
コロナ禍による厳しい財政状況に対処し
地方税財源の充実を求める意見書について,地方自治法第99条の規定に基づき,政府等に対し別紙のとおり意見書を提出する。 提出者,
四国中央市議会議員山川和孝,賛成者,
四国中央市議会議員石川 剛,同三宅繁博,同川上賢孝,同篠永誠司,同山本照男,同井川 剛。 意見書提出先,衆議院議長,参議院議長,内閣総理大臣,内閣官房長官,総務大臣,財務大臣,経済産業大臣,経済再生担当大臣。
コロナ禍による厳しい財政状況に対処し
地方税財源の充実を求める意見書(案)
新型コロナウイルス感染症のまん延により,地域経済にも大きな影響が及び,地方財政は来年度においても,引き続き,巨額の財源不足が避けられない厳しい状況に直面している。 地方自治体では,
コロナ禍への対応はもとより,地域の防災・減災,雇用の確保,地球温暖化対策などの喫緊の課題に迫られているほか,医療介護,子育てをはじめとした社会保障関係経費や公共施設の老朽化対策費など将来に向け増嵩する財政需要に見合う財源が求められる。 その財源確保のため,地方税制の充実確保が強く望まれる。 よって,国においては,令和4年度地方税制改正に向け,下記事項を確実に実現されるよう,強く要望する。 記。 1,令和4年度以降3年間の地方一般財源総額については,「経済財政運営と改革の基本方針2021」において,令和3年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保するとされているが,急速な高齢化に伴い社会保障関係経費が毎年度増大している現状を踏まえ,他の地方歳出に不合理なしわ寄せがなされないよう,十分な総額を確保すること。 2,
固定資産税は,市町村の極めて重要な基幹税であり,制度の根幹を揺るがす見直しは,家屋・償却資産を含め,断じて行わないこと。生産性革命の実現や
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として講じた措置は,本来国庫補助金などにより国の責任において対応すべきものである。よって,現行の特例措置は今回限りとし,期限の到来をもって確実に終了すること。 3,令和3年度税制改正において土地に係る
固定資産税について講じた,課税標準額を令和2年度と同額とする負担調整措置については,令和3年度限りとすること。 4,令和3年度税制改正により講じられた自動車税・軽自動車税の環境性能割の臨時的軽減の延長について,更なる延長は断じて行わないこと。 5,炭素に係る税を創設又は拡充する場合には,その一部を地方税又は地方譲与税として地方に税源配分すること。 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和3年9月28日。
四国中央市議会。 以上で提案理由の説明を終わります。よろしく御決定くださいますようお願いいたします。
○
吉田善三郎議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 お諮りします。意見書第1号については,
会議規則第35条第3項の規定により,委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 異議なしと認めます。したがって,本件は委員会への付託を省略することに決定しました。 これより討論を行います。討論はありませんか。飛鷹裕輔議員。 〔飛鷹裕輔議員登壇〕
◆飛鷹裕輔議員 日本共産党,飛鷹裕輔です。日本共産党議員団を代表して,
コロナ禍による厳しい財政状況に対処し
地方税財源の充実を求める意見書の提出について,反対の立場で討論します。 この意見書にあるとおり,
新型コロナウイルス感染症の蔓延は地域経済にも大きな影響が及んでおり,地方財政の財源確保のため,国に対し強く要望するのは当然のことであると考えます。
コロナ禍で地方自治体の財政が厳しい中,
地方税財源の充実を求めるという点については賛成です。 しかし,地域経済に大きな影響が及んでいるということは,すなわち市民の生活にも多大な影響が及んでいるということです。 本意見書案に賛成できない理由は,今年度中に
コロナ禍による不況の解消を見通せないところにあります。
固定資産税の減免制度は,
新型コロナウイルス感染症緊急対策の一環として,厳しい経営環境にある中小企業者や小規模事業者に対して行われました。事業収入が昨年2月から10月までの間でいずれかの連続する3か月間の事業収入の前年同月比減少率が50%以上は全額免除,30%以上から50%未満は2分の1に減額する
固定資産税の減免制度です。この制度を利用し,何とか乗り切ることができたという声を伺っています。 意見書案2・3・4項は,今年度中に解消されることが見通せない状況の中で,市民負担を強いるものであり,
コロナ禍で苦しむ市民の同意を得られるものではありません。意見書として提出するには時期尚早であり,2・3・4項を削除しない限り賛成できません。 以上の理由から,この意見書を提出することには賛成できないことを表明し,反対討論といたします。 議員の皆さんに御賛同いただくことを願い,発言の結びといたします。
○
吉田善三郎議長 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 討論なしと認めます。 これで討論を終了します。 これより採決を行います。 意見書第1号について,賛成の議員は賛成のボタンを,反対の議員は反対のボタンを押してください。 〔議員投票〕
○
吉田善三郎議長 押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 押し忘れなしと認め,採決を確定します。賛成19,反対2。 賛成多数です。したがって,本件は原案のとおり決定されました。 ────────────────
○
吉田善三郎議長 日程第12,認定第1号令和2年度
四国中央市
一般会計及び
特別会計歳入歳出決算の認定について並びに認定第2号令和2年度
四国中央市
水道事業会計決算,
四国中央市
工業用水道事業会計決算及び
四国中央市
公共下水道事業会計決算の認定についての2件を一括議題とします。 本件について提案理由の説明を求めます。前谷美智子
会計管理者兼
会計課長。 〔前谷美智子
会計管理者兼
会計課長登壇〕
◎前谷美智子
会計管理者兼
会計課長 私からは,認定第1号令和2年度
四国中央市
一般会計及び
特別会計歳入歳出決算の認定について,提案理由の御説明をいたします。 資料ナンバー1,議案書の1ページをお開き願います。 この議案は,地方自治法第96条第1項第3号及び第233条第3項の規定により,
一般会計及び国民健康保険事業特別会計をはじめとする13特別会計の令和2年度決算につきまして,議会の認定をお願いするものでございます。 それでは,まず
一般会計の決算状況の概要でございますが,歳入決算額508億1,478万1,294円,歳出決算額472億7,940万3,940円で,差引き額35億3,537万7,354円となっており,翌年度繰越事業への充当財源を差し引いた実質収支額は32億2,396万1,697円の黒字決算となっております。 続きまして,特別会計の決算状況の概要でございますが,まず国民健康保険事業特別会計をはじめ12の特別会計の歳入総額は266億7,849万7,684円,歳出総額は249億7,561万5,410円で,差引き額17億288万2,274円となっており,翌年度繰越事業への充当財源を差し引いた実質収支額は16億3,897万6,261円でございます。 また,財産区管理会特別会計でございますが,実質収支額5,375万7,701円の黒字決算となっております。 なお,各会計の歳入歳出決算書に,
監査委員の歳入歳出決算審査意見書のほか,主要な施策の成果報告書など決算の関係諸表を添えて提出しております。 説明は以上でございます。御審議の上,御認定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○
吉田善三郎議長 宮崎啓三水道局長。 〔宮崎啓三水道局長登壇〕
◎宮崎啓三水道局長 私からは,認定第2号令和2年度
四国中央市
水道事業会計決算,
四国中央市
工業用水道事業会計決算及び
四国中央市
公共下水道事業会計決算の認定について,提案理由の御説明を申し上げます。 資料ナンバー1,議案書追加提案分の2ページをお開き願います。 この議案は,地方公営企業法第30条第4項の規定により,令和2年度の各事業会計の決算につきまして,
監査委員の審査意見書など関係資料を添え議会の認定をお願いするものでございます。 まず,
水道事業会計決算の概要について御説明申し上げます。 収益的収支につきましては,収入額23億5,257万2,930円,支出額21億5,323万214円で,1億3,965万1,774円の純利益を計上することができました。 次に,資本的収支でございますが,収入額9億1,682万8,439円,支出額17億2,111万6,928円で,不足額8億428万8,489円は,過年度分損益勘定留保資金などで補填いたしております。 続きまして,
工業用水道事業会計決算の概要について御説明いたします。 収益的収支につきましては,収入合計額35億2,158万7,354円,支出合計額26億3,121万24円で,8億8,300万2,879円の純利益を計上いたしております。 次に,資本的収支でございますが,収入はございません。支出額は11億3,730万1,951円で,不足額につきましては減債積立金や当年度分損益勘定留保資金などで補填いたしております。 続きまして,
公共下水道事業会計決算の概要について御説明いたします。 収益的収支につきましては,収入額19億3,615万732円,支出額18億7,917万2,453円で,5,430万9,814円の純利益を計上することができました。 次に,資本的収支でございますが,収入額7億3,021万1,150円,支出額13億716万4,015円で,翌年度充当財源を差し引いた不足額6億9,554万7,865円は,当年度分損益勘定留保資金などで補填いたしております。 なお,各事業会計に係る剰余金の処分につきましては,議案を今議会に提案し,本日議決をいただいたところでございます。 説明は以上でございます。 その他,決算附属書類を添付しておりますので,御一覧いただきまして御審議,御認定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○
吉田善三郎議長 次に,認定第1号及び認定第2号について,
監査委員の審査意見を求めます。宝利良樹
代表監査委員。 〔宝利良樹
代表監査委員登壇〕
◎宝利良樹
代表監査委員 それでは,私から決算審査の概要につきまして,御報告を申し上げます。 詳細につきましては,本日お手元に御配付の資料ナンバー4及び資料ナンバー8,各会計の決算審査意見書と,
健全化判断比率及び
資金不足比率審査意見書のとおりでございますので,御参照をお願いいたします。 まず,認定第1号でございますが,審査の対象は,令和2年度の当市の
一般会計と13の特別会計であります。 審査の結果,決算書ほか関係書類は,いずれも法令に準拠して作成され,計数はいずれも正確で,予算執行についても,おおむね適正に処理されていることが認められました。 令和2年度決算は,実質収支で黒字決算となっておりますが,
新型コロナウイルス感染症との闘いはまだまだ続いておりまして,先ほども追加の補正予算を御議決をいただきましたが,今後の財政運営においても,当面は感染症への対応が最優先と見込まれます。 加えて,社会保障や大規模災害への備えなど,様々な財政需要に留意をしながら,的確で慎重な財政運営に努めていただくことを切望するものであります。 次に,認定第2号ございますが,審査の対象は,令和2年度の当市水道事業,工業用水道事業及び公共下水道事業の3事業会計で,決算審査資料は,関係法令に準拠して作成され,計数はいずれも正確で,経営成績及び財政状況もおおむね適正に表示されていることが認められました。 これら公営企業会計におきましては,引き続き経営基盤の強化と効率的な事業運営に努められますよう切に望むものであります。 最後になりますが,財政の健全化指標であります実質赤字比率と連結実質赤字比率は黒字となっており,問題はございません。 また,実質公債費比率は,前年度より上昇はしたものの,将来負担比率については改善しており,いずれも基準内の数値であることから,健全な財政状態を維持していることが認められました。 今後も引き続き事務事業の厳選と経費抑制に努められ,将来にわたる健全財政が維持できるよう御尽力のほどをお願い申し上げ,簡単ではございますが,決算審査の概要報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○
吉田善三郎議長 以上で提案理由の説明及び
監査委員の審査意見は終わりました。 これより質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 お諮りします。認定第1号及び認定第2号については,7名の委員をもって構成する決算
特別委員会を設置し,これに付託の上,閉会中
継続審査とすることにしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 異議なしと認めます。したがって,本件は7名の委員をもって構成する決算
特別委員会を設置し,これに付託の上,閉会中
継続審査とすることに決定しました。 お諮りします。ただいま設置されました決算
特別委員会の委員の選任については,委員会条例第7条第1項の規定により,議長において指名したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
吉田善三郎議長 異議なしと認めます。決算
特別委員会委員に,茨木淳志議員,飛鷹裕輔議員,吉原 敦議員,石川 剛議員,三宅繁博議員,川上賢孝議員,山本照男議員,以上7名を指名します。 決算
特別委員会委員の皆様には,休憩中,特別会議室において委員会を開き,正副委員長を互選の上,その結果を議長まで御通知願います。 この際,暫時休憩します。 ──────────────── 午前11時33分休憩 午前11時46分再開 ────────────────
○
吉田善三郎議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中,ただいま設置されました決算
特別委員会を開き,正副委員長が互選されました。互選の結果,委員長に川上賢孝議員,副委員長に三宅繁博議員がそれぞれ選任されましたので,御報告します。 ────────────────
○
吉田善三郎議長 以上で本日の日程は全部終了しました。したがって,本日の会議を閉じます。 ────────────────
○
吉田善三郎議長 閉会に当たり市長より御挨拶があります。篠原 実市長。 〔篠原 実市長登壇〕
◎篠原実市長 令和3年第3回の定例会の閉会に当たり,一言御挨拶を申し上げます。 開会の頃は相当な猛暑でありました。やっと朝夕にお布団がやっぱり要るというような季節になりました。 相も変わらず
新型コロナウイルス感染症は蔓延しております。ただ,日本も,各地の都市も,本県も相当な拡大傾向にあったものが,少し収束に向かっているという状況になりました。 その中で,JAの皆さん方,生産者の農家の皆さん方,大変御努力いただきまして,今年の伊予美人が過去最多の5,000トンくらいの出荷になるんではないかと言われておりまして,そのことは大変ありがたく,当市の生産活動に活力を与えるものであります。関係者の皆さん方の御協力に心から感謝を申し上げておきます。 今申し上げましたように,9月7日の開会以来,本会議や各委員会におきまして,補正予算をはじめ上程いたしました各議案について,熱心に御審議いただき,適切な御決定を賜りました。 また,先ほど追加提案いたしましたコロナ支援対策に伴う補正予算につきましても御同意いただきました。重ねて御礼を申し上げます。 本会議で頂戴しました様々な御意見,また貴重な御提案につきまして,十分に参考にさせていただき,これからの市政運営に反映できるよう鋭意取り組んでまいりたいと思っております。 御案内のように,
新型コロナウイルス感染症につきましては,第5波でのデルタ株の影響により,8月のお盆以降,9月に入りましても,先ほど申し上げましたように,県都や東予地域を中心に新規感染が続きました。 本県でも最大警戒レベル「感染対策期」における行動自粛の要請や
医療体制の強化,療養施設の確保など,県下全域での取組によりまして,現在はやや減少傾向にありますけど,それでも本市においてもなおかつ散発的な感染者が出てきております。 なお,この間8月,9月,感染されました患者の皆さん方,御家族の皆さん方,お見舞いを心から申し上げておきます。 ただ,現在の状況が,御案内のとおり,いろんな規制があしたの段階でほぼ解除になるということが言われております。そのリバウンドを我々は非常に心配をしております。 先月は104名感染されております。4分の1まで減少はしておりますが,会食由来での複数感染が確認されるなど,予断を許さない状況にあります。 御案内のとおり,家庭感染いたしますと,旦那さんが感染すると奥さんがそうなる。そして,幼い子供がそうなっていく。一家がみんなそうなってしまうと非常に家庭的に厳しい状況に追い込まれる。自分の命と,そして家族の命,常にそのことを考慮しながら,ぜひ
議員各位におかれましても感染しない,感染させない,そうしたことをより注意して御尽力いただいたら大変ありがたいと思っております。 呼吸器の病気は,今からが本番であります。ぜひ,今申し上げましたように,注意する上にも注意していただき,健康に留意,そしてコロナ対策に御配慮いただいたらありがたいと思いますし,そのことが自分の家族も家庭も守ることになります。 なお,本来ならば今頃は太鼓台の音がどんどん聞こえている時期でありますけども,今年も去年と同様,それぞれの地域において自粛になり,大変厳しい環境にあります。ぜひできる限りの催物で五穀豊穣の秋祭りを祝ってほしいと思っております。 長い期間大変御苦労さまでした。ありがとうございました。
○
吉田善三郎議長 以上で市長の挨拶は終わりました。 ────────────────
○
吉田善三郎議長 これにて令和3年第3回
四国中央市議会定例会を閉会します。 ──────────────── 午前11時54分閉会───────────────────────────────────────────────地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
四国中央市議会議長 吉 田 善 三 郎 議員 杉 浦 良 子 議員 猪 川 護...